こんにちは。外はすっかり冬ですね!まだ11月ですが
今回は介護タクシー事業について書いていきます。
介護タクシー事業の可能性
まず、介護タクシーとは何ぞやというところから。
高齢の方で要介護とか要支援を受けているご家族がいる方もいらっしゃると思いますが、そういった方たちを対象に介護保険が適用され利用料が割り引かれるというものです。
「普通のタクシーじゃ割引かれないの?」
そうなんです。ざっくりいいますとちゃんと許可を取得したタクシーでないと、割引はないのですよね。
介護タクシーは3種類あります。長ったらしい名称は略しますので悪しからず…
①一般②特定③ぶらさがり
まず①の特徴は、通常のタクシーと違いいわゆる「ながし」ができません。手を挙げても止まりません。営業所のみで引き受けができます。予約などで「○○まで来てほしい。●●まで行ってほしい」といった感じです。
あと①の場合、事業を始める際に役員の試験があります。役員の誰かが合格すれば審査が進むので…できれば皆で受けましょう(笑)持ち込みは可能。あと資金要件などもありますが、下記にも書きます②よりも行動範囲の制限が緩いので、できればこちらの許可がほしいところ。
次に②です。こちらは「自宅~病院等」この往復だけに行動範囲が限定されます。したがって①よりも許可はとりやすいのですが、最大の特徴は介護保険法に基づく訪問介護の指定を受けている事業者(法人)あるいは障害者総合支援法の居宅介護の指定を受けている事業者(法人)であることを前提条件としています。まずここをクリアしていないと②はできません。
③ですが、これは①もしくは②の事業者であり、事業拡大などで車両を増やしたいときなどにとる許可のことです。
どれにも言えることなのですが、「自動車の二種免許」が必須ですしそういった人材確保も課題になってきます。
超高齢社会ともいわれる今日の日本社会では、需要が今後ますます増えてくるでしょう。「介護タクシー」の存在の意義は充分あるといえますし今後の可能性も十分あると思います。