こんにちは!

今回は建設業の許可申請について「そもそも行政書士に依頼する理由は何か?」について考察してみました。

まず行政書士ってなに?という疑問から

その1. 行政書士は許認可のプロ

何度か書きましたが、建設業の許可はご自身で申請可能です。

事業主様が申請すれば、行政書士に支払う報酬も0円です。

「うちは行政書士なんかに依頼するつもりはない。自分でできる」

もし本当にそう思ってらっしゃるのであれば、一度やってみてほしいのです。

きっとできると思います。

すごく長い時間と大変な労力をを割く余裕が不可欠ではあるのですが。

しかしながら、行政書士は許認可申請・書類作成の専門家です。

各法令も規則も熟知していてなんぼの世界です。というか当たり前です。

餅は餅屋

ご理解いただいた事業主様はお仕事受注・工事のチャンスを逃しません。

許可を取ることで時間をとられていては本業に専念できないのです。

 

逆に、私が水道工事をするのは不可能です。さっぱりわかりません。

蛇口をひねれば水がでてくることしか分かりません。

中の構造がどうで何センチあって管がどうで・・・など知りません。

うちの水道が壊れれば水道屋さんにお願いします。

多少お金がかかっても水道が壊れたままでは生活できませんから。

 

行政書士や司法書士など「書類」を「行政庁に提出」するといった職業は目に見えないところでのやり取り(もちろん代行ですので見えません。本人は本業に専念中ですので)なので、「自分たちにもできる」「申請すればいいだけ」と思われることも致し方がないのですが、やってる流れとしては水道修理と同じです。

その2. 手続きが非常に面倒

書類は膨大です。

かなり時間を要します。

これが一番の理由になるかもしれませんね。

 

その3. 官公庁とのやり取りが嫌

かなり突っ込んでくる担当者もいます。

書類に少しでも不備があれば、そういう目で見てきます。

しかも何度も足を運ぶはめになります。

 

行政書士に任せておけばそんなストレスもありません。

 

その4. アフターフォロー

これは事務所にもよりますが、当事務所は一度ご依頼いただきましたお客様の「更新時期」のお知らせや、各種届出のご相談も承っております。

申請後の手続きもスムーズにやり取りできるメリットがあります。

建設業法は他の産業よりも厳しい一面があります。

お助け役として行政書士を是非頼っていただきたいものです。