「感染症危険情報」引き下げへ、「危険情報」も解除

先日、感染症危険情報がレベル3からレベル2に引き下げる方向で検討していると書きましたが、10月30日付で引き下げられました。

茂木敏充外相は10月30日の記者会見で、新型コロナウイルス感染の世界的流行をうけて各国に出している「感染症危険情報」巡り、中国など9カ国・地域について、感染が落ち着きつつあるとして危険レベルを引き下げると発表しました。
同時に、各国が行う出国制限で法人が帰国できなくなる事態に備えて全世界一律に出していた「危険情報」の解除も表明しました。

危険レベルを引き下げたのは、中国・韓国・台湾・ベトナム・シンガポール・タイ・オーストラリア・ニュージーランド
いずれもレベル3の「渡航中止勧告」から、10月30日付でレベル2の「不要不急の渡航自粛」に緩和されました。

新型コロナウィルスの感染拡大後、感染症危険情報の引き下げは今回が初めてとなります。今回の緩和で、ビジネス目的での日本からの赴任や長期出張などがしやすくなります。