民泊はどんな物件でも始められるわけではありません。

消防法令の「旅館、ホテル、宿泊所その他これらに類するもの」の用途に適合した消防用設備等の設置、防炎物品の使用及び防火管理者の選任等が義務付けられることがあるからです。
(※一部届出に関しては消防法令上「住宅」として取り扱われることもあり)

民泊の許可申請をするためには、該当の施設が消防の法令に適合していることを証明する書類が必要になります。

これは所轄の消防署の立入検査を受けた後に発行される消防法令適合通知書と呼ばれるものになります。

消防設備の設置状況はもちろんですが建物の作りも確認されるため、適合していない部分があれば工事が必要になることも。
「ここはこうしてください」という指導があれば改善しなければなりません。

じゃあすぐに消防署の人に来てもらおう!と言いたいところですが、流れがあります。

消防法令適合通知書が発行されるまでの流れ

①消防法令適合の事前確認のために所轄の消防署へ事前相談へ行く
②消防法令適合通知書交付申請(検査日の調整)
③書類審査
④立ち合いの元、該当施設の検査を受ける
⑤消防法令適合通知書交付決定(後日消防署から連絡が来ます)
⑥消防法令適合通知書交付(消防署へ受け取りに行く)

民泊は申請の前段階である準備期間にも時間が必要です。
消防法令適合通知書は必須書類の内の一つでしかなく、その他たくさんの書類を揃えたり作成しなければなりません。
時間がかかることを念頭に不備がないよう進めていきましょう!

弊社では民泊の申請代行を行っておりますのでお気軽にご依頼ください。