8月12~14日の茂木外務大臣のシンガポール訪問において、同国との間で9月に「ビジネストラック」を開始することで合意し、その後の協議・調整を踏まえ、9月11日、両国の外相間で共同プレス声明を発出しました。
9月18日から、シンガポールの日本国大使館において、「ビジネストラック」利用の手続が開始されます。
「ビジネストラック」の開始はシンガポールが初めてとなります。
今回の措置は、感染再拡大の防止と両立する形で、国際的な人の往来部分的・段階的に再開していくもの。日本とシンガポールの間では、様々な金融であったり物流であったり、ビジネスニーズが多いということで、日本とシンガポールの経済を回復軌道に乗せていく上で重要な一歩になることが期待されます。
これが他の国にも広げていける、いいモデルになっていけばいいですね。
【ビジネストラック】
例外的に相手国又は本邦への入国が認められ、「活動計画書」の提出等の更なる条件の下、相手国又は本邦入国後の14日間の自宅待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネスが可能となる(行動制限が一部緩和される)スキームです。主に短期出張者用となります。